会長挨拶
第52回日本小児栄養消化器肝臓学会学術集会
会 長 熊谷 秀規
(自治医科大学小児科学/自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児科 教授)
このたび、第52回日本小児栄養消化器肝臓学会学術集会を、2025年(令和7年)9月26日(金)から28日(日)の3日間、栃木県宇都宮市(ライトキューブ宇都宮)において開催いたします。宇都宮は東京から新幹線で49分、学術集会会場はJR宇都宮駅から徒歩2分の場所にあり、地方都市でありながら利便性が高い会場での学術集会をご参加いただく方々に楽しんでいただけるよう準備を進めています。
一般社団法人日本小児栄養消化器肝臓学会は、小児の栄養問題や消化器・肝臓病のみではなく、子どもたちの健やかな成長と発達をサポートする学術集団で小児科医、小児外科医、病理医、放射線科医をはじめ、栄養士や看護師、公認心理師、企業研究者などから構成されます。小児消化器病・肝臓病、栄養領域の学会として、最も規模が大きく長い伝統があり、最前線で活躍する国内の専門家が参加し、多くの若手医師に門戸を広げるため、様々な活動を行っています。
学術集会のテーマは「人生100年時代の小児栄養消化器肝臓学:持続可能なウェルビーイングのために」としました。人生100年時代と言われる今、小児期はそのベースとなる非常に重要な時期です。この先の子ども達の未来を見据えた診療や研究する姿勢が求められていると思います。多くの医療従事者が最新の医学・医療の情報を共有し、活発な議論がなされる場にしたいと思います。内容としては、消化管疾患、肝・胆・膵臓疾患、栄養関連を網羅して、卒後教育セミナーと多岐に渡る講演、さらには一般演題をもって学術集会を構成いたします。
多くの皆さまのご参加を、心よりお待ちいたしております。